訪問着とは既婚の女性の礼装。結婚式のお呼ばれや七五三等のお祝い、パーティー、お茶席等広くご利用できます。柄付けは、上前・衽(おくみ)にメインの柄が配置され、後身頃まで流れるように続来ます。肩や衿にも柄が配置され、左の前袖右の後ろ袖にも。縁起物や草花、風景が描かれることが多いです。基本的には袋帯を合わせます。
創業昭和42年より呉服一筋の(有)呉服の美都が運営する着物レンタル店「和collection美都」のテーマは、おきものは貴女の引き立て役と言う考え。大きな柄の着物や豪華な着物は好みではありません。品良くスッキリしたお着物が中心、少し粋な着物も得意です。そのようなお着物は、帯や帯〆帯揚げでイメージが変わります。店主自らベストなコーディネートをご提案します。
コロナの影響により結婚式等パーティーや式典、お茶会等が縮小され、和装着装の機会も減少し呉服の市場規模は増す増す縮小していくことが懸念されます。訪問着は呉服市場の中でも袋帯とともに中心的存在あり、今後は職人や作家による質の高い作品は益々高額化するのと同時に、インクジェットによる製品がよる増加していく事でしょう。 訪問着の柄行きもひと頃と比べ華やかになり、色合いも綺麗な色が好まれるようになり、インクジェット製品の得意分野になります。レンタルの需要は益々増加し、10年~20年後には、着物は借りるものという時代が当たり前になる事でしょう。